固定資産税が減少するリフォーム
固定資産税を減少させるためには、さまざまなリフォームの可能性があります。
ここでは、固定資産税額を削減する可能性のあるリフォーム方法を紹介します。
エネルギー効率の改善
住宅のエネルギー効率を改善するリフォームを行うと、固定資産税が減額されることがあります。
参考ページ:不動産購入 税金 リフォームを行うと固定資産税が上がる?詳しく解説
固定資産税の評価には、建物の品質や価値を考慮する要素が含まれますが、エネルギー効率の向上は建物の価値を高める要素の一つです。
そのため、エネルギー効率の向上によって建物の価値が上昇し、固定資産税の減額につながる可能性があります。
また、建物を全て解体し、再建築する場合にも固定資産税の評価が変わることに注意が必要です。
内装を全て取り除き、骨組みだけにすると、固定資産税の評価は再建築後の状態で行われます。
そのため、建物が再建築されたと見なされ、固定資産税が上昇することになります。
さらに、増築工事を行って建物の面積が大きくなる場合も、固定資産税が上昇します。
増築する場合には建築確認申請が必要であり、増築が確認されると確実に固定資産税が上がります。
しかし、逆に、住宅の性能が向上するリフォームを行うと、固定資産税の減税措置を受けることがあり、税金の負担が軽くなる場合もあります。
さらに、一定の条件を満たす省エネリフォームを行うと、建物の固定資産税が減税されます。
具体的な条件としては、以下のようなものがあります。
まず、物件が賃貸物件でないことが必要です。
また、共同住宅ではないことも条件となっています。
さらに、建物が2008年1月1日以前に建築されていることも条件となります。
以上のように、リフォームを通じて固定資産税を減少させる方法はいくつか存在します。
ただし、具体的なリフォーム内容によって影響が異なるため、注意が必要です。