俺が宮大工見習いをしていた時の話大分仕事覚えてきた時普段は誰もいない山奥のふる神社の修繕をする仕事が入っただが親方様兄弟子は同時期に入ってきた地元の台神社の修繕で手が回らない。
もう女一人で行ってみるわ親方に言われ俺は胃酸でふる神社に出かけたそこは神社とはいえ子や程度の道しかなく年に数回ほど管理している麓の神社の神主さんが来て掃除するくらい未舗装路二十キロほども入り込んでさらに結構長い階段を上って行かねばならない俺は兄弟子に手伝ってもらい道具と材料を運ぶのに数回往復する羽目になった。
その道はひどく雨漏りをしておりまた床も腐りかけでひどい状態だった予算と照らし合わせてもなかなか難しい仕事であるしかし俺は初めて任せられた仕事に気合入りまくりでまずは決められた挨拶の儀式をし親方から使った図面をもとに作業にかかった