「台湾有事は日本の有事」と言われて、半分本気で半分は嘘。そう思って毎日を暮らしています。
でも防衛省は「台湾有事に備えて沖縄県民の避難を検討中」だと伝えられています。
本来は「自衛隊は有事に備えて自分たちの訓練の方が大事だろう」と思うのですが、一般市民にとって、ロシアのウクライナ侵攻からすれば、自分たちの計画通りではない展開になった時に備えて、予備の「弾薬」や「石油」などを集め直すなどしっかりして、不測の事態に備えなければならないのではないかと思います。分けても戦前と違って「国民が一緒に戦う意識が低い」どころか、「理屈抜きの反戦活動家」が邪魔をする可能性も高いだけに、そちらからの妨害や日本に居る中華系の人々に対する警戒も怠りなくお願いしたいと思います。
さて、「アメリカのペロシ議長の台湾訪問」で一時喧しかった台湾海峡ですが、中国側の国内では全くあきらめてはいないようで、以下のような「シナリオ」が伝えられています。
①ネット、サーバー攻撃。台湾の電力を遮断して通信システムに障害を起こす。このことで日米との通信も途絶える。
②短距離ミサイルを発射する。港側にある軍事施設を破壊する。巡航ミサイルで奥地にある軍事施設を破壊する。特に台湾の空港、空軍の基地、陸軍の基地を破壊する。
③制空権を奪い中国の空軍を投入する。先発は旧型の戦闘機、次に新型の戦闘機、最後に輸送機。
④海においては軍艦で台湾海峡を封鎖する。揚陸艦で兵士と装甲車と戦車を積んで台湾海峡を押し渡る。
⑤上空からパラシュート部隊が降下する。物資、弾薬、装甲車も降下させ、中から外へと攻め込む。上陸部隊は外から中へと進軍する。こうして首都台北を制圧する。
人民解放軍は200万人、台湾軍は17万人。自衛隊や米軍が来る前に一気に畳みかければ、首都の征圧は出来るとしています。ここで大事なことは、沖縄基地から600キロに過ぎませんが、民主主義国はまず「情報を収集」して、それを「分析して」、その結果で「会議を開いて」決めると言うプロセスを必要としているので、参戦するまでには7日間はかかるのではないかと言われており、相当数の「ハイマース」や「ジャベリン」はウクライナに送られており、台湾に送る在庫が不足してゴタゴタするのではないかとみられていることです。
台北市の人口は260万人、新竹市の人口は400万人。台湾在住の中国内通者を味方に着けて、侵攻すると言いますが最近米国から買ったF16戦闘機、155ミリ榴弾砲、パトリオットミサイルの熟練度を図りかねています。米国のスパコンでのシミュレーション演習では解放軍の侵攻は成功し、台湾上陸の実現、米軍の空母2隻も撃沈されますが自衛隊が出動。台湾海峡の中間線を確保して解放軍の兵站を遮断。解放軍の敗戦と言う結果になったそうです。
一方、中国はロシアのウクライナ侵攻の苦戦を見て、「作戦を変更」したと言います。それは「核兵器の開発製造」であり、「核兵器があればアメリカや日本の介入は防げる」と考えているようです。しかし一番大事なのは「台湾市民の民意」であると考えています。「軍事侵攻、台湾併合でもよい」と言う民意が増えれば解放軍が勝てると思っているとのことです。でも10月末の「第20回人民代表大会」までは「台湾侵攻はない」とされています。それは「習近平の続投」に差し支えるからだと言います。でも「台湾侵攻に備えて毎日猛訓練が続いている」と言います。
以上が中国から伝えられている概要ですが、そうなれば日本側もそれなりにいろんな準備が必要になります。ミサイルは台湾や沖縄にだけ飛んでくるわけではありません。第二次世界大戦と異なり、戦場は日本本土も巻き込まれます。まずは食料危機です。買いだめが起こります。インフレが進行します。シェルターが決められ「避難訓練」が起こります。「疎開」が始まります。外国に避難する方も出て来ます。テレビやネットが遮断され流言飛語に悩まされます。色んな支援が滞り、特に「医療が逼迫」します。
戦争になる前に癒されたいですね。
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